Dice-K日記は、元ライブドア取締役最高戦略責任者で現在-cf最高戦略顧問、m2x取締役のDice-Kさんが日々更新されているブログサイトです。過去の経歴からライブドア関係の話もよく出てきますが、ロシア宇宙開発ニュースのページ的に一番気になるのは早ければ2005年10月に日本人初の宇宙旅行者として宇宙に行くべく、ロシアのInstitute of Biomedical Problems (IBMP)やガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)でメディカルチェックを受けているということです(ということは、ソユーズ有人宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)に向かうということなのでしょう)。ガンダムヲタクでMac命な方らしく、宇宙でユニヴァーサル・センチュリー宣言をし、なおかつPowerBookG4とiPODを宇宙に持って行く予定とか(Zvezdaから確かDC電源は取れたと思いますが、定格はどのくらいだったかな)。3月13日ごろには結果が分かると言うことなので、あと1週間をワクワクしながら待っています。このミッション、面白いので応援します。
*この後、2006年3月6日に正式に宇宙旅行者候補として承認されたとのことです。フライトは2006年9月予定とのこと。おめでとうございます。
2005年03月05日
2004年10月03日
Zenit-3SL
Zenit 3SLはケロシン−液体酸素系の3段型のロケットです。初段と2段目はウクライナのYuzhnoye/Yuzhmash社が製作し、3段目のBlock DM-SLをRSCエネルギア社が製作しています。Sea Launch社がこのロケットを使用して海上での衛星打ち上げサービスを提供しています。大まかなスペックは以下の通りです。
− 全長:約200フィート
− 遷移軌道への投入可能重量:5250kg
− 全長:約200フィート
− 遷移軌道への投入可能重量:5250kg
Svobodny射場
Soyuz-Fregat(FG)ロケット
Soyuz-Fregat(FG)ロケットは、ソユーズロケットの上段にFregatエンジンを追加したものです。ソユーズロケットは3段ですので、Fregatが4段目のエンジンにあたります。Fregatは新型で、2000年1月にロシアの軍事衛星を打ち上げたのが最初になります。
ソユーズロケットの主な仕様は以下の通りです。
− 打ち上げ重量:304トン(このうち燃料の重量は279.5トン)
− 高さ:43.5メートル
− 最大径:10.3メートル
− 高度400kmへの最大ペイロード打ち上げ可能重量:6トン
− 第1段推力:4964kN
− 第2段推力:997kN
− 第3段推力:298kN
− 第4段(Fregat)推力:19.6kN
また、Fregatの主な仕様は以下の通りです。
− 直径:3.35メートル
− 高さ:1.5メートル
− 燃料:UDMH(酸化剤は4酸化窒素)
− 製作:NPO Lavotchkin
ソユーズロケットの主な仕様は以下の通りです。
− 打ち上げ重量:304トン(このうち燃料の重量は279.5トン)
− 高さ:43.5メートル
− 最大径:10.3メートル
− 高度400kmへの最大ペイロード打ち上げ可能重量:6トン
− 第1段推力:4964kN
− 第2段推力:997kN
− 第3段推力:298kN
− 第4段(Fregat)推力:19.6kN
また、Fregatの主な仕様は以下の通りです。
− 直径:3.35メートル
− 高さ:1.5メートル
− 燃料:UDMH(酸化剤は4酸化窒素)
− 製作:NPO Lavotchkin
Soyuz(ソユーズ)有人宇宙船
Soyuz有人宇宙船は、かつてはロシアの宇宙ステーション「ミール」へ宇宙飛行士を運ぶために使用されていました。今では国際宇宙ステーション(ISS)へロシアの宇宙飛行士だけでなく各国の宇宙飛行士を運び、ISSにドッキングしたあとは緊急避難船として使用されます。いくつかタイプがあって、現在使用されているのはSoyuz TMタイプとSoyuz TMAタイプです。Soyuz TMAタイプの方が最新型で、2002年10月30日にISSへ向けて打ち上げられました。
Soyuz TMAタイプの大まかな諸元は以下の通りです。シミュレータですが、Soyuz TMAタイプのコックピットの写真が公開されています。
− 宇宙飛行の可能な期間:最大200日間(自律飛行時間を含む)
− 重量:7220kg
− 降下モジュール重量:2900kg
− 本体長さ:6980mm
− 打ち上げ可能なペイロード重量(クルーが3名搭乗する場合):最大100kg
− 回収可能なペイロード重量(クルーが3名搭乗する場合):50kg
Soyuz TMAの、Soyuz TMからの主な変更点は以下の通りです:
− 宇宙飛行士の体重に合わせて調整できるダンパーを備えた座席(Kazbek-UM)を装備。
− 地球に帰還し、着陸するときに使用する6基のエンジンのうち2基を新型(SLE-M)に変更。
− ガンマ高度計を新型(Kaktus-2V)に変更。
Soyuz TMAタイプの大まかな諸元は以下の通りです。シミュレータですが、Soyuz TMAタイプのコックピットの写真が公開されています。
− 宇宙飛行の可能な期間:最大200日間(自律飛行時間を含む)
− 重量:7220kg
− 降下モジュール重量:2900kg
− 本体長さ:6980mm
− 打ち上げ可能なペイロード重量(クルーが3名搭乗する場合):最大100kg
− 回収可能なペイロード重量(クルーが3名搭乗する場合):50kg
Soyuz TMAの、Soyuz TMからの主な変更点は以下の通りです:
− 宇宙飛行士の体重に合わせて調整できるダンパーを備えた座席(Kazbek-UM)を装備。
− 地球に帰還し、着陸するときに使用する6基のエンジンのうち2基を新型(SLE-M)に変更。
− ガンマ高度計を新型(Kaktus-2V)に変更。
Rockotロケット
RD-180ロケットエンジン
RD-180はロシアのNPO EnergomashとアメリカのPratt and Whittneyが共同開発した液体燃料(ケロシン)を使用するロケットエンジンで、アトラス Vロケット(ILSがこのロケットを使用して衛星打ち上げサービスを提供中)に搭載されています。RD-180の主なスペックは以下の通りです:
− ノミナル推力:933,400ポンド(真空中)
− ノミナル推力:860,200ポンド(海面)
− 長さ:140インチ
− 直径:118インチ
− 質量:11,889ポンド
− ノミナル推力:933,400ポンド(真空中)
− ノミナル推力:860,200ポンド(海面)
− 長さ:140インチ
− 直径:118インチ
− 質量:11,889ポンド
Proton(プロトン)ロケット
Protonロケットは多分、現在民間の衛星を打ち上げるのに使われているロシアのロケットの中では一番実績があるんじゃないでしょうか。国際宇宙ステーション(ISS)へ向けてモジュールを打ち上げるときは3段、静止軌道へ向けて衛星を打ち上げるときは4段型になります。製作者はKhrunichevです。Proton-K(ZaryaやZvezdaを国際宇宙ステーションに打ち上げるのに使用されました)とProton-M(Proton-Kの改良型)の2タイプがよく打ち上げに使われているようです。Proton-Kの大まかなスペックは以下の通りです。
− 起動傾斜角51.6度でのLEOへの投入可能重量:19760kg
− GTOへの投入可能重量:4700〜4930kg
− 静止軌道への投入可能重量:1880kg
(ここから先はBlock DMを取り付けた場合)
− 総打ち上げ重量:691272kg
− 全長:57.2m
− 起動傾斜角51.6度でのLEOへの投入可能重量:19760kg
− GTOへの投入可能重量:4700〜4930kg
− 静止軌道への投入可能重量:1880kg
(ここから先はBlock DMを取り付けた場合)
− 総打ち上げ重量:691272kg
− 全長:57.2m
Progress(プログレス)無人貨物船
Progress無人貨物船もかつてはロシアの宇宙ステーション「ミール」に物資を運ぶために使用されていました。今では国際宇宙ステーション(ISS)に資材を運ぶために使用されています(無人であることは変わりません)。無人貨物船であるため、ISSにドッキングした後は宇宙飛行士がProgressの中に入って資材を取り出すことになります。このため、資材の取り出し手順書が作られています(Progress Cargo Vehicle Transfer Operations, Part 1, Mission Operations Directorate, 10 August 2000及びProgress Cargo Vehicle Transfer Operations, Part 2, Appendix 1, Mission Operations Directorate, 10 August 2000。どちらも見るためにはAcrobat Readerが必要です)。ProgressはProgress MとProgress M1タイプの2種類があって、Progress M1タイプが最新型です。Progress M1タイプには窒素と酸素の混合気体の入ったタンクが12基取り付けられています。2タイプの大まかな諸元は以下の通りです。
・Progress M
−最大ペイロード重量:2350kg
−水搭載可能重量:最大420kg
−空気・酸素搭載可能重量:最大50kg
・Progress M1
−最大ペイロード重量:2230-3200kg
−水搭載可能重量:最大420kg
−空気・酸素搭載可能重量:最大40kg
・Progress M
−最大ペイロード重量:2350kg
−水搭載可能重量:最大420kg
−空気・酸素搭載可能重量:最大50kg
・Progress M1
−最大ペイロード重量:2230-3200kg
−水搭載可能重量:最大420kg
−空気・酸素搭載可能重量:最大40kg
Plesetsk宇宙基地(プレセツク)
プレセツク宇宙基地は、バイコヌール宇宙基地に代わってロシアの宇宙機を打ち上げるためにシベリア地域に整備されている宇宙基地です。もともとミサイル発射場として使用されていたようですが、ここからはコスモス、ソユーズ等のロケットが打ち上げられています。2002年10月15日にプレセツクから打ち上げられたソユーズ Uロケットの爆発事故では、1名が死亡したほかプレセツクの地上施設も損傷をこうむったようです。
*最近になってプレセツク宇宙基地に関するウエブサイトを見つけました。ここにはプレセツク宇宙基地の説明のほか、プレセツクの司令官、軍事衛星打ち上げ用ロケットのデータベースなどがあります。まだ工事中のところも多いようですが、内容が充実すれば面白くなりそうです。
*最近になってプレセツク宇宙基地に関するウエブサイトを見つけました。ここにはプレセツク宇宙基地の説明のほか、プレセツクの司令官、軍事衛星打ち上げ用ロケットのデータベースなどがあります。まだ工事中のところも多いようですが、内容が充実すれば面白くなりそうです。
Kliper(またはClipper)
Kliper(またはClipper)は、ロシアが開発を計画している有人宇宙船です。6人乗り(うち2名はパイロット)で、国際宇宙ステーション(ISS)への乗員の輸送や宇宙観光旅行のための利用を想定しています。軌道上へ打ち上げ可能な貨物の重量は700kg、打ち上げにはOnegaロケット(こちらも開発予定)を使用する予定です。主要な諸元(予定)は以下の通りです。
−重量:14.5トン
−打ち上げ重量:700kg
−回収重量:500kg
−打ち上げ回数:25回
−長さ10メートル、最大直径3.06メートル
−自律飛行期間:10日間
−予想開発コスト:100億ルーブル
*2004年の9月15日に、ロシアがClipper、ウクライナがZenitロケット、カザフスタンがバイコヌール宇宙基地、ベラルーシが光学機器をそれぞれ提供してClipperの打ち上げサービスを提供する協定に合意したようです。
−重量:14.5トン
−打ち上げ重量:700kg
−回収重量:500kg
−打ち上げ回数:25回
−長さ10メートル、最大直径3.06メートル
−自律飛行期間:10日間
−予想開発コスト:100億ルーブル
*2004年の9月15日に、ロシアがClipper、ウクライナがZenitロケット、カザフスタンがバイコヌール宇宙基地、ベラルーシが光学機器をそれぞれ提供してClipperの打ち上げサービスを提供する協定に合意したようです。
Enterpriseモジュール
Enterpriseは、RSCエネルギア社とアメリカのSpacehab社が共同開発している、国際宇宙ステーション(ISS)に接続する商業利用モジュールです。運用に必要なクルーの時間及びその他のリソースについてはRSCエネルギア社がロシア連邦宇宙庁(Roscosmos)と調整して取得することになっています。また、2005年までにスペースシャトルを利用して打ち上げ予定です。主なスペックは以下の通りです。
− 直径3メートル、長さ8メートル、与圧部容積50立方メートル
− ISSロッカーを16、ペイロードドロワを4基収納。
− 実験装置用のインタフェースはNASAのEXPRESSに適合。
− 船外への機材搭載及び実験にも対応。
− ロシアのドッキング及び保管モジュールが接続される予定だったポートにEnterpriseを接続。
− Inmarsat衛星を利用した衛星通信システムを搭載予定(TCP/IP利用、64kbps)。
− 直径3メートル、長さ8メートル、与圧部容積50立方メートル
− ISSロッカーを16、ペイロードドロワを4基収納。
− 実験装置用のインタフェースはNASAのEXPRESSに適合。
− 船外への機材搭載及び実験にも対応。
− ロシアのドッキング及び保管モジュールが接続される予定だったポートにEnterpriseを接続。
− Inmarsat衛星を利用した衛星通信システムを搭載予定(TCP/IP利用、64kbps)。
Dneprロケット
Dneprロケット(3段型、液体燃料使用)は、もともとは大陸間弾道弾(ICBM)のSS-18を商業衛星打ち上げに転用したものです。STARTによって150基のSS-18が廃棄されることが決まったため、ただ廃棄するのももったいないのでロケットとして転用しようと言うのが基本思想のようですね。2002年12月20日に3回目の打ち上げに成功しました(小型衛星5基と月面探査機のレプリカ1基をバイコヌール宇宙基地から打ち上げ)。大まかな諸元は以下の通りです。
− 総重量:211トン
− 直径:3メートル
− 長さ:34メートル
− 総重量:211トン
− 直径:3メートル
− 長さ:34メートル
Cyclone-4ロケット
Cyclone-4ロケット(3段型)は、ウクライナのNPO Yuzhnoyeが製作しているロケットです。Cycloneシリーズの最新型で、燃料にはNDMAを使用しているようです。現在ブラジルがこのロケットを使って2007年以降に自国のAlcantara射場から中国の衛星を打ち上げる予定です。大まかな諸元は以下の通りです。
− 打ち上げ重量(3段、ペイロード重量は除く):13380kg
− 燃料:NDMAと酸化剤
− ペイロードエンベロープ:最大直径約3.6メートル
− 打ち上げ重量(3段、ペイロード重量は除く):13380kg
− 燃料:NDMAと酸化剤
− ペイロードエンベロープ:最大直径約3.6メートル
